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損害保険

保険商品の見方

自動車保険は、交通事故が起きた時の被害者の救済と、加害者の金銭的負担を援助するための制度です。被害者の医療費や修理代だけでなく、財物に損害を与えた場合も含めると、加害者が賠償する金額は相当な額になる可能性がありますので、充分に補償内容を考えましょう 。

誤って人をはねて死亡させてしまったり、重い後遺障害を負わせてしまった場合、加害者は億単位の損害賠償額請求されることもあります。またケガを負わせなくても他人のものを壊してしまった場合には賠償責任が発生します。しかも最近ではその損害賠償額は高額化しています。万一に備えて 「対人賠償保険」「対物賠償保険」 の契約金額は 「無制限」 で契約することを薦めます。

 

・過去の判決事例

対人事故 認定総損害額 判決年月日 被害者性年齢 被害者職業 被害態様
3億8,281万円 2005年5月17日 男性 29歳 会社員 後遺障害
3億3,531万円 2004年12月21日 男性 32歳 銀行員 後遺障害
対物事故 認定総損害額 判決年月日 被害物件
2億6,135万円 1994年7月19日 積荷(呉服・洋服・毛皮)
1億2,036万円 1980年7月18日 電車・線路・家屋

 

保険商品の見方

火災保険での保障範囲 火災・落雷・破裂・爆発・風災などによる損害
(水災や給排水設備の事故、他の戸室で生じた事故による水漏れ、盗難などによる損害は住宅総合保険という補償の範囲が広いタイプを選ばないと補償されません)
地震保険 火災保険に加入しなければ加入できません。
(地震による火災の損害は、火災保険ではほとんど補償されないため、地震保険の加入を一緒に検討するとよいでしょう)

 

・火災保険契約金額の設定方法 (2つの方法があります)

「再調達価額」
をもとに設定する方法
同等の物を新たに建築あるいは購入するのに必要な金額をもとに設定
「時価」
をもとに設定する方法
再調達価額から年月経過や使用による消耗分(価値が下がった分)を差し引いた金額(時価 = 再調達価額-消耗分)現在の時価で設定

 

保険金の支払事例 「再調達価額」および「時価」で契約した場合の比較

再調達価額(同程度のものを建て直す費用) …… 2500万円

時価(再調達価額―消耗分(600 万円) ………… 1900万円

 

この建物が全焼してしまった場合に支払われる保険金

再調達価格で

契約した場合

「時価」で契約した場合
契約金額1000万円

(契約金額<時価)

契約金額1900万円

(契約金額=時価)

契約金額3000万円

(契約金額>時価)

2500万円 1000万円 1900万円 1900万円
建て直しに必要な額が支払われます。 契約金額が限度で支払われます。損害額どおりの保険金は支払われません。 損害額から消耗品分が差し引かれて支払われます。「時価」で契約する時には、契約金額=時価が基本です。 損害額が限度で支払われます。時価以上の保険料が無駄になります。